骨粗鬆症
骨粗鬆症は加齢により骨のカルシュウム分が不足して、スカスカの状態になり
骨折しやすくなる症状です。
女性に現れることがほとんどです。
骨粗鬆症になると、わずかなことで骨折してしまいます。
尻もちをつくことで腰椎が圧迫骨折を起こし、本人はまさかそんなことで
骨折していると考えないために、ただの腰痛と考えていろいろと試して
みたがまるで改善されないのでレントゲンを撮ってはじめてわかったという
ことがよくあります。
また、初期の圧迫骨折はレントゲンで見落とされることもあったりします。
当院でも、腰痛で来られた患者さんが、レントゲンを撮ったけれど、なんとも
ないと言われたと言って来院され、しばらく施術をしましたが、あまり改善しない
ので、もう一度別の医院でレントゲンを撮るようにおねがいしたところ、圧迫骨折で
あったという事例が、そこそこの数あります。
自分では骨折をするようなことはないと思っていても、いろいろなことをやってみた
けれど、なかなか腰痛が改善しないというような場合は、一度レントゲンを撮ってみられることをお勧めします。
また、骨粗鬆症との診断を受けて、薬を処方されているのに、そのお薬を飲まないとい
方が結構おられます。
骨粗鬆症、それ自体にははっきりとした症状がありませんので、薬を飲むのが嫌だと
言って飲まれなかったするのですが、絶対にお薬は飲むようにしましょう。